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外壁が汚れる5つの原因を解説!掃除で済む汚れと劣化の見分け方

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外壁が汚れる5つの原因を解説!掃除で済む汚れと劣化の見分け方

この記事を書いた人

KJリードコラム編集部

KJリードは、川越市・鶴ヶ島市・坂戸市を中心に、埼玉県内でこれまで2,500件以上の施工に携わってきたリフォーム会社です。
代表はニチハ金属外装施工管理士の認定を取得しており、現場の状況を踏まえた提案を大切にしています。

外壁塗装をはじめ、屋根リフォームなど各種リフォーム工事に対応しており、実際の施工現場での経験をもとに、住まいの状態や将来を見据えた判断ができるような情報発信を行っています。

築年数が経つにつれて、外壁の汚れが気になってくる住宅は少なくありません。
「粉っぽくくすんで見える」「雨だれの黒い筋が消えない」などの症状は、多くの住宅で見られます。

外壁の汚れは、単なる見た目の問題ではなく、塗膜の状態や外壁の劣化状況を知るためのサインとして現れることがあります。
本記事では、外壁が汚れる主な原因と、汚れたときの正しい対処の考え方、そして汚れと劣化を見分けるポイントを解説します。

外壁はなぜ汚れる?主な原因を正しく理解する

外壁の汚れは、空気中の物質や水分が塗膜表面に付着・定着することで発生します。
原因を知ることで、「掃除で済む汚れ」か「劣化のサイン」かを判断しやすくなります。

粉塵(ふんじん)・チリ・ホコリ

空気中に舞っている砂ぼこりや花粉、土埃(つちぼこり)などの微細な粒子が、外壁の表面に付着することで汚れが発生します。
これらは一度に大量に付くというより、長い時間をかけて少しずつ積み重なるのが特徴です。

特に、外壁表面に凹凸がある素材や、塗膜の撥水性が低下している状態では、付着した粉塵が雨で流れ落ちにくくなり、全体的なくすみや黒ずみとして目立つようになります。

見た目は軽い汚れに見えても、塗膜が本来持っている汚れを弾く力が弱っているサインとして現れるケースもあります。

排気ガスによる汚れ

自動車や工場などから排出される排気ガスには、目に見えないほど細かい粒子や油分が含まれています。
これらが空気中を漂い、外壁表面に少しずつ付着することで汚れとなります。

交通量の多い道路沿いや交差点付近では、外壁全体がうっすらと黒ずんだように見える汚れ方をすることが多く、白や淡い色の外壁ほど変化が分かりやすくなります。

排気ガス汚れは油分を含むため、塗膜が劣化していると水洗いでは落ちにくくなり、汚れが定着しやすくなる点が特徴です。

カビ・藻(も)・コケ

湿気が多く、日当たりの悪い北面や、風通しの悪い場所では、カビや藻、コケといった微生物が繁殖しやすくなります。

外壁の塗膜には本来、雨水を弾き、表面を乾きやすく保つ役割があります。
しかし、塗膜の防水性が低下すると、外壁表面に水分が残りやすくなり、その結果、微生物が生育しやすい環境が整ってしまいます。

カビやコケは見た目の問題だけでなく、外壁が常に湿った状態になっている可能性を示すサインでもあるため注意が必要です。

雨だれ汚れ

窓サッシや換気フードの下に見られる、黒い筋状の汚れは「雨だれ汚れ」と呼ばれます。
これは、外壁表面に付着した汚れが雨水によって引きずられ、途中で流れ切らずに残ってしまうことで発生します。

塗膜の撥水性が保たれている状態であれば、雨水は外壁全体を均一に流れ、汚れも一緒に洗い流されます。
しかし、撥水性が低下すると水の流れが悪くなり、特定の場所に汚れが集中して残りやすくなります。

雨だれ汚れが目立ち始めた場合は、塗膜の機能低下が始まっている可能性を考える必要があります。

サビ・塗膜の変色

金属製の部材や金属下地が使われている外壁では、塗膜が劣化すると金属部分が空気や水分に触れ、サビが発生することがあります。
このサビが雨水によって外壁表面に流れ出し、赤茶色の汚れとして残るケースも少なくありません。

また、外壁塗装は紫外線を長期間浴び続けることで、塗料の成分が分解され、色あせやチョーキング現象)が起こります。

チョーキングとは、外壁を触ったときに白い粉が手に付く状態を指し、塗膜が本来の保護機能を失い始めているサインとされています。

この段階になると、汚れが付きやすく、落ちにくい状態になっているため、清掃だけでの改善は難しく、塗り替えを検討する時期に入っている可能性があります。

汚れたらどうする?まずは自分で対応できるか判断する

外壁の汚れを見つけた際、すぐに工事が必要とは限りません。
まずは「表面的な汚れかどうか」を冷静に判断することが大切です。

軽い汚れであれば自分で落とせるケース

  • 表面に付着したホコリや薄い雨だれ
  • 手の届く高さで、安全に作業できる範囲
  • 水洗いで薄くなる汚れ

この場合は、やわらかいスポンジと水洗い程度で様子を見ることが可能です。
ただし、強くこすったり、硬いブラシを使用すると塗膜を傷める恐れがあります。

なお、汚れを落としても短期間で同じ場所が再び汚れてくる場合は、外壁表面の塗膜機能が低下している可能性があります。
この場合、汚れそのものよりも外壁の劣化が進行しているサインと考えられるため、近い時期に塗り替えを検討する判断材料になります。

高所や落ちない汚れはプロに任せた方が安全

次のような場合は、無理に自分で対応せず、専門業者に相談する方が安全です。

  • 2階以上の高所に広がる汚れ
  • 北面全体に広がるカビ・コケ
  • 雨だれが濃く固着している
  • サビが外壁に移っている

高所作業では足場や飛散防止対策が必要になるケースもあり、事故や建物破損のリスクがあります。
「自分でできるか迷う時点」で、一度状態を確認してもらう判断は合理的と言えます。

その汚れ、実は外壁劣化のサインかもしれません

外壁の汚れの中には、掃除では解決しない劣化の兆候が含まれている場合があります。

汚れと一緒に現れやすい外壁の劣化症状

  • 触ると白い粉が付く(チョーキング現象)
  • 以前より汚れが落ちにくくなった
  • 雨だれが何度洗っても残る
  • ひび割れ周辺だけ汚れが濃く見える

これらは、塗膜の防水性や撥水性が低下しているサインです。
「汚れが取れない」と感じた時点で、汚れではなく劣化の問題に切り替えて考える必要があります。

外壁の汚れを放置するとどうなる?

外壁の汚れを長期間放置すると、次のようなリスクが高まります。

  • 汚れが定着し、清掃では落ちなくなる
  • 塗膜の劣化が進み、防水性が低下する
  • 雨水が外壁内部に浸入しやすくなる
  • 下地や構造材の傷みにつながる可能性がある

汚れは、外壁の性能低下を知らせる「初期サイン」であることも少なくありません。

外壁の汚れか外壁劣化か迷ったら、判断基準を知っておく

外壁の状態が「掃除で済む段階」なのか、「劣化として対処すべき段階」なのかは、見極めが重要です。
判断を誤ると、結果的に修理費が大きく膨らむケースもあります。

上記コラムでは、劣化を見逃した場合に起こりやすいトラブルや、判断の考え方を詳しく解説しています。

まとめ|外壁の汚れは「状態を知るためのサイン」

外壁の汚れは、粉塵・排気ガス・雨だれなど、環境要因によって誰の家にも起こり得ます。
軽い汚れであれば清掃で対応できますが、落ちにくい汚れは劣化のサインである可能性があります。

汚れをきっかけに外壁の状態を見直すことで、余計な修理やトラブルを防ぐことにつながります。
気になり始めたら、「何が原因か」「今はどの段階か」を知ることから始めてみてください。

劣化を感じたらプロへ相談を

外壁の汚れが落ちにくくなった、何度掃除してもすぐに汚れると感じた場合は、単なる汚れではなく外壁の劣化が進んでいる可能性があります。

そのまま放置せず、「今の状態がどの段階なのか」を一度プロの視点で確認してもらうことで、不要な工事や将来的な修理費の増加を防ぐことにつながります。

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