外壁塗装・屋根修理に火災保険は使える?適用条件と申請方法を完全解説
外壁塗装・屋根修理に火災保険が使えるのは「自然災害による突発的な破損」のみです。適用条件・申請に必要な書類・写真の撮り方…
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KJリードコラム編集部
KJリードは、川越市・鶴ヶ島市・坂戸市を中心に、埼玉県内でこれまで2,500件以上の施工に携わってきたリフォーム会社です。
代表はニチハ金属外装施工管理士の認定を取得しており、現場の状況を踏まえた提案を大切にしています。
外壁塗装をはじめ、屋根リフォームなど各種リフォーム工事に対応しており、実際の施工現場での経験をもとに、住まいの状態や将来を見据えた判断ができるような情報発信を行っています。
雨樋は普段あまり意識しない設備ですが、住宅全体を雨水から守る重要な役割を担っています。
破損を放置すると外壁や基礎への浸水が進み、修繕コストが大きく膨らむリスクがあります。
この記事では、雨樋修理が必要なサインや原因、DIYと業者依頼の判断基準、費用相場、そして信頼できる業者の選び方まで、一通りの情報を整理しています。

雨樋とは、屋根に降った雨水を集めて地面や排水設備へと誘導するために設置された建材です。
主に以下の3つのパーツで構成されています。
雨樋がなければ、屋根から落ちた雨水が直接外壁に流れて劣化を早めたり、地面への落下音や泥はねが生じたりと、さまざまな問題が起きます。
建物を長持ちさせるうえで、雨樋は欠かせない設備です。

以下の症状が見られる場合、早めに専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。
外壁への直接的な雨水の流れ込みが続くと、塗装の剥がれや外壁材の腐食が進みます。
さらに建物の基礎部分に水が溜まり続けると、基礎の老朽化やシロアリ被害につながる可能性もあります。
雨漏りまで発展してしまうと、内装・断熱材の交換が必要になり、修繕費用が数十万円単位に膨らむことも珍しくありません。
雨樋本体の修理費用は比較的安価に済むケースが多いため、症状に気づいた時点で早めに対処するのが得策です。
雨樋は構造上、落ち葉・砂埃・鳥の巣などが溜まりやすい環境にあります。詰まりが生じると、雨水が行き場を失って軒樋からあふれ出し、外壁を伝って流れ落ちます。
近くに樹木が多い環境では特に詰まりが起きやすく、定期的な清掃が有効です。
業者への清掃依頼費用の目安は、1万円〜3万円程度。
雨樋の耐用年数は、素材によって多少異なりますが、一般的には20年〜30年程度が目安とされています。
素材別の特徴は以下のとおりです。
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| 素材 | 耐用年数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 塩化ビニール (塩ビ) | 約15〜20年 | 軽量・安価で広く普及。紫外線に弱く、経年で硬化しひび割れが生じやすい |
| ガルバリウム鋼板 | 約20〜30年以上 | 耐久性・耐候性が高く、近年普及が進む金属素材 |
| 銅 | 約30年以上 | 耐久性が高く風情ある外観になるが、価格は高め。酸性雨の影響を受ける場合もある |
| アルミ・ステンレス | 約30年以上 | 錆びにくく高耐久だが流通量が少なく高価 |
※耐用年数はあくまで目安であり、立地環境・気候条件・メンテナンス頻度によって実際の劣化時期は変わります。
一般住宅では塩ビ製が多く使われており、築15年を過ぎたあたりから劣化症状が出始めるケースが見られます。
20年以上が経過している場合は、全体交換を検討するタイミングと言えるでしょう。
強風による飛来物の衝突や台風、積雪の重みによって、雨樋が大きく変形・脱落することがあります。こうした自然災害が原因の場合は、火災保険が適用できる可能性があります。
火災保険については下記のコラムにて解説しています。
外壁塗装・屋根修理に火災保険は使える?適用条件と申請方法を完全解説
外壁塗装・屋根修理に火災保険が使えるのは「自然災害による突発的な破損」のみです。適用条件・申請に必要な書類・写真の撮り方…
支持金具が劣化・腐食すると、雨樋そのものが傾いたり外れたりします。
傾きが生じると排水がうまく機能しなくなるため、金具の交換が必要です。
外観上は雨樋が問題なさそうでも、金具が劣化しているケースは少なくないため、定期点検が重要です。
以下の条件がすべて揃う場合に限り、DIYでの対処が考えられます。
ただし、高所での作業には転落リスクが伴います。
2階以上の箇所や、広範囲の修理・交換については、安全面から業者への依頼を強くおすすめします。
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| 比較項目 | DIY | 業者依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費のみ(数百円〜数千円) | 1万円〜数十万円(内容による) |
| 安全性 | 高所作業は転落リスクあり | 専門技術・足場で安全確保 |
| 仕上がり | 応急処置レベルが限界 | 根本的な解決が可能 |
| 対応できる範囲 | 軽微な補修のみ | 部分修理〜全交換まで |
| 保証 | なし | 工事保証がある場合が多い |
| 火災保険申請 | 対応困難 | 書類作成・申請サポートに対応できる業者もある |
高所作業を伴う修理や、雨樋の傾き・金具の交換が必要なケースは、DIYでは根本的な解決が難しいのが実情です。
「費用を抑えたいからDIY」という選択が、後から大きな修繕費用につながることもあるため、まずは業者に点検・見積もりだけ依頼することも選択肢の一つです。
雨樋修理の費用は、作業内容・破損範囲・使用する素材・足場の要否によって大きく変わります。
以下は複数の調査データをもとにした目安です。実際の費用は現地調査・見積もりで確認してください。
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| 工事内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| つまり清掃 | 1万円〜3万円程度 |
| コーキング・テープ補修(部分) | 1.5万円〜3万円程度 |
| 部分的な交換・補修(1箇所) | 3万円〜8万円程度 |
| 部分交換(1mあたり) | 金具込みで6,000円〜1.5万円程度 |
| 全体交換(30坪程度の戸建て) | 15万円〜50万円程度 |
| 足場設置(全体交換時) | 10万円〜30万円程度(別途) |
※上記はあくまで目安です。住宅の規模・階数・素材・地域によって実際の費用は異なります。複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
2階以上の作業には足場の設置が必要になるため、部分修理であっても「修理費+足場代」で費用が高くなります。
足場の設置・解体費用だけで15万円〜30万円程度かかるケースもあります。
外壁塗装など他の工事と同時に行うと、足場代を共有できるため費用を抑えやすくなります。
塩ビ製からガルバリウム鋼板製に変更する場合など、材料のグレードが上がれば費用も高くなります。
部分的な補修で済むか、全体交換が必要かによって、費用の幅は大きく変わります。
部分交換の場合でも、既存の雨樋の廃盤・品番が変わっている場合は全体交換になるケースもあります。
雨樋修理を依頼できる業者には、リフォーム会社・ハウスメーカー・塗装会社など様々ありますが、屋根・雨樋を日常的に施工している専門業者の方が、構造理解が深く適切な判断ができる傾向があります。
実際に、屋根塗装や屋根工事の現場では、雨樋のゆがみや金具の緩み、勾配不良などが同時に見つかることも少なくありません。
そのため、雨樋だけを単体で見るのではなく、屋根や外壁との関係まで含めて点検・施工している業者かどうかも重要です。
こうした特徴が見られる場合は、その場での契約を避け、他の業者にも相談することをおすすめします。
国民生活センターでも、災害後の訪問営業による悪質商法への注意が呼びかけられています。
Q. 雨樋修理にかかる期間はどのくらい?
部分的な補修であれば、半日〜1日程度で完了するケースが多いです。
全体交換の場合は足場の設置・解体を含めて数日かかることもあります。
工期は業者や工事の規模によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。
Q. 修理と全交換、どちらがお得?
築年数や劣化の進み具合によって異なります。
築20年以上で複数箇所に劣化が見られる場合は、部分修理を繰り返すよりも全交換の方が長期的に見てコストを抑えられることがあります。
外壁塗装などの工事と同時に行うと、足場代を節約できるためさらにお得になる場合があります。
Q. アパート・マンションの雨樋は誰が修理する?
共用部分の雨樋は基本的にオーナー(管理会社)の管理責任となることが一般的です。
賃借人が勝手に手を加えると問題になる場合があるため、異常に気づいたらオーナーや管理会社にすぐに連絡することが大切です。
Q. 火災保険は必ず使える?
必ず使えるわけではありません。
破損原因が自然災害であること、修理費用が免責金額を超えていること、被害から3年以内に申請することなど、いくつかの条件を満たす必要があります。
経年劣化のみが原因の場合は対象外となります。
まずは加入中の保険証券の補償内容を確認し、保険会社に相談することをおすすめします。
Q. 雨樋修理はいつ頃やるのが良い?
春〜夏にかけての台風シーズン前、または台風・積雪による被害が出た直後が多い傾向があります。
外壁塗装・屋根塗装と同時に行うと足場を共有できるため費用を抑えやすく、まとめて依頼する方法も検討する価値があります。
雨樋は普段あまり意識されない設備ですが、外壁・基礎・建物内部を雨水から守る重要な役割を担っています。
小さなひび割れや傾きであっても、放置すると外壁の劣化や基礎の浸水、最悪の場合は雨漏りへと発展し、修繕費用が数十万円単位に膨らむこともあります。
このような症状がある場合は、早めの点検が結果的に費用を抑えることにつながります。
高所作業や広範囲の修理は安全面のリスクも高いため、無理なDIYは避け、まずは専門業者へ相談することをおすすめします。
KJリードでは、屋根・外壁を含めた総合的な点検を行い、雨樋単体ではなく住まい全体の状態を確認したうえでご提案しています。
「修理で済むのか」「交換が必要か分からない」という段階でも問題ありません。
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