家が寒いときの対策は?原因別の改善方法と断熱リフォームを解説
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KJリードコラム編集部
KJリードは川越市・鶴ヶ島市・坂戸市を中心に、埼玉県内でこれまで2,500件以上の外壁・屋根塗装、屋根工事などの施工に携わってきたリフォーム会社です。
代表はニチハ金属外装施工管理士の認定を取得しており、現場の状況を踏まえた提案を大切にしています。
外壁塗装をはじめ、屋根リフォームなど各種リフォーム工事に対応しており、実際の施工現場での経験をもとに、お住まいの状態や将来を見据えた判断ができるような情報発信を行っています。
暖房をつけても部屋がなかなか暖まらない、窓際や足元が冷える、暖房を止めるとすぐに寒くなる。このような悩みは、暖房器具だけでなく、窓や床、壁などから熱が逃げていることが原因かもしれません。
家の寒さ対策には、カーテンやラグを使うなど、すぐにできる方法があります。ただし、対策をしても寒さが続く場合は、窓や床、壁などの断熱性能を見直すリフォームも選択肢になります。
この記事では、家が寒くなる原因を場所や症状別に整理し、自分でできる対策と断熱リフォームの方法を解説します。寒さの原因を確認し、ご自宅に合った対策を選ぶ際にお役立てください。
家が寒いときは、まず冷気の入り口や冷えている場所を確認しましょう
家の寒さは、窓やドアからの冷気、床からの底冷え、壁や天井の断熱不足など、複数の原因が関係していることがあります。
たとえば、窓際だけが寒い場合は窓からの冷気、足元が冷える場合は床や床下の断熱性能が関係している可能性があります。部屋全体が暖まりにくい場合は、窓や壁、天井などから熱が逃げていることも考えられます。
まずは「どの部屋の、どの場所が、どのように寒いのか」を確認してみましょう。原因を見極めることで、カーテンやすき間対策で改善できるのか、断熱リフォームを検討したほうがよいのか判断しやすくなります。
家が寒くなる主な原因
窓から熱が逃げ、冷気の影響を受けている
窓は壁に比べて外気の影響を受けやすい場所です。窓ガラスやサッシが冷えると、窓の近くに冷たい空気が生まれ、室内に冷気が流れ込むように感じることがあります。
窓際に立ったときに冷たさを感じる、窓の近くにいると足元まで寒くなる場合は、窓の断熱性やすき間を確認してみましょう。
環境省の住宅脱炭素NAVIでは、窓を含む開口部は断熱改修の対象部位として紹介されており、窓の改修は熱の出入りを抑える方法の一つとされています。
床や床下から冷気が伝わっている
暖房をつけていても足元が冷える場合は、床や床下から冷気が伝わっている可能性があります。床下の断熱材が不足している、または床下からの冷気が室内に伝わりやすい状態になっていると、床が冷たく感じられることがあります。
ラグやカーペットを敷くと、足元の冷たさを一時的にやわらげられます。一方で、床全体が冷たい、厚手の敷物を使っても改善しにくい場合は、床下の状態を確認する必要があります。
壁や天井の断熱性能が不足している
窓や床だけでなく、壁や天井の断熱性能も室内の温度に影響します。暖房をつけても部屋全体が暖まりにくい場合や、壁に手を当てると冷たく感じる場合は、壁や天井から熱が逃げている可能性があります。
ただし体感だけで断熱材の有無や状態を判断することはできません。断熱材の施工状況や建物の構造を確認したうえで、必要な工事を検討しましょう。
窓やドアのすき間から外気が入っている
窓やドアの閉まりが悪い、すき間風を感じる場合は、建具のゆがみや気密性の低下などが関係している可能性があります。
すき間テープなどを使って冷気の侵入を抑えられる場合もありますが、建具の調整や交換が必要なケースもあります。まずは、どの場所から風が入っているのか確認しましょう。
暖かい空気が部屋全体に行き渡っていない
暖かい空気は上にたまりやすいため、天井付近は暖かいのに足元は寒いということがあります。また、リビング階段や吹き抜けがある間取りでは、暖房で暖めた空気がほかの空間へ移動し、居室が暖まりにくくなる場合もあります。
この場合は、サーキュレーターで空気を循環させたり、間仕切りを使って空間を区切ったりする方法があります。建物全体の断熱性能だけでなく、空気の流れや間取りも確認することが大切です。
寒い場所から原因を確認する
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| 寒さを感じる場所・状況 | 考えられる原因 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 窓の近くが寒い | 窓の断熱性、すき間、窓から伝わる冷気 | サッシのすき間、窓の種類、カーテンの状態 |
| 足元が冷える | 床や床下からの冷気 | 床全体が冷たいか、特定の場所だけか |
| 部屋全体が暖まりにくい | 窓・壁・天井の断熱性、暖房能力、空気の流れ | 暖房の設定、部屋の広さ、壁や天井の冷たさ |
| 暖房を止めるとすぐ寒くなる | 室内の熱が外へ逃げやすい | 窓や壁の断熱性、建具のすき間 |
| 玄関や廊下が寒い | 玄関ドアの断熱性、居室との温度差 | ドアのすき間、居室との仕切り |
家が寒いときに自分でできる対策
厚手で丈の長いカーテンを使う
窓からの冷気が気になる場合は、厚手で丈の長いカーテンを使う方法があります。カーテンの裾が床に近いと、窓際の冷たい空気が室内へ広がりにくくなる場合があります。
ただし、カーテンが窓に密着していると、窓まわりに湿気がこもることがあります。結露が発生している場合は、カーテンを定期的に開けて窓まわりを乾燥させましょう。
窓やドアのすき間を確認する
窓やドアを閉めた状態で、すき間風が入っていないか確認しましょう。小さなすき間であれば、用途に合ったすき間テープで冷気を抑えられることがあります。
ただし、建具のゆがみや部品の劣化が原因の場合、テープだけでは改善しないことがあります。窓やドアが閉まりにくい、すき間が大きいなどの症状がある場合は、建具の調整や修理も検討しましょう。
床にラグやカーペットを敷く
床からの冷たさが気になる場合は、ラグやカーペットを敷くと、足元の冷たさをやわらげられます。ラグの下に断熱性のあるマットを敷く方法もあります。
この方法は床の冷たさを感じにくくするための対策です。床下からの冷気そのものを改善するものではないため、床全体が冷たい場合や、敷物を使っても寒さが続く場合は、床下の断熱状態も確認しましょう。
サーキュレーターで室内の空気を循環させる
暖かい空気が天井付近にたまり、足元が寒い場合は、サーキュレーターを使って空気を循環させる方法があります。風を直接人に当てるのではなく、天井に向けて空気を動かすなど、部屋の形に合わせて調整しましょう。
部屋の間仕切りを活用する
リビング階段や廊下から冷気が入ってくる場合は、ドアや間仕切り、カーテンなどで空間を区切る方法があります。暖房している部屋の範囲を限定できれば、暖かい空気が逃げにくくなる場合があります。
ただし、通路をふさぐことで生活動線に影響が出たり、暖房器具の近くに布製品を設置して安全上の問題が生じたりしないよう、設置場所には注意が必要です。
対策をしても寒さが続く場合は、断熱リフォームを検討しましょう
カーテンやラグ、すき間対策を行っても寒さが改善しない場合は、建物の断熱性能を見直すリフォームが選択肢になります。
環境省は、断熱改修の主な対象として窓・床・外壁・天井を挙げています。どの部位を優先するかは、寒さを感じる場所や建物の状態によって異なります。
窓の断熱リフォーム
窓の断熱リフォームには、既存の窓の内側に内窓を設置する方法や、窓そのものを交換する方法などがあります。
窓際の冷気が気になる場合は、窓の種類やサッシの状態を確認したうえで、どの工事が適しているかを検討しましょう。開閉のしやすさや、内窓を設置するスペースの有無も確認が必要です。
床下の断熱リフォーム
足元の底冷えが続く場合は、床下の断熱状態を確認し、必要に応じて断熱材を施工する方法があります。床下から施工できるか、床材を剥がす必要があるかは、建物の構造や床下の状態によって異なります。
床が冷たいからといって、必ず床下の断熱材が原因とは限りません。現地で床下の状況を確認してもらい、工事方法を検討することが大切です。
壁や天井の断熱リフォーム
壁や天井の断熱性能を高める方法には、室内側から断熱材を施工する方法や、外壁などの工事に合わせて断熱改修を行う方法があります。
壁の断熱リフォームは仕上げ材の撤去が必要になるなど、工事範囲が大きくなる場合があります。外壁の改修を予定している場合は、断熱工事を同時に検討できるか、施工業者に相談するとよいでしょう。
玄関ドアの断熱リフォーム
玄関から冷気が入る、玄関ホールが特に寒いといった場合は、玄関ドアの断熱性やすき間を確認しましょう。状態によっては、ドアの調整や交換が選択肢になります。
玄関の寒さが居室まで広がっている場合は、玄関ドアだけでなく、玄関と居室の間の建具や空気の流れもあわせて確認することが重要です。
断熱リフォームは、寒さを感じる場所と建物の状態に合わせて選びましょう
断熱リフォームは、窓だけ、床だけと一律に決められるものではありません。窓際が寒いのか、足元が冷えるのか、家全体が暖まりにくいのかによって、確認する場所や工事方法が変わります。
環境省は、住宅の一部だけを断熱改修する場合、改修していない空間との温度差などに配慮した計画が必要としています。特定の部屋だけを改修する場合も、隣接する廊下や水回りとの温度差、換気や結露への配慮を含めて検討しましょう。
相談時には、次のような情報を伝えると、状況を共有しやすくなります。
- 寒さを感じる部屋や場所
- 寒さが気になる時間帯
- 窓際・床・壁など、特に冷たく感じる場所
- 暖房を使用している時間や、暖まりにくさ
- すき間風や結露の有無
- 建物の築年数や、これまでに行ったリフォーム
現地調査では、目に見える症状だけでなく、窓や建具、床下などの状態を確認してもらいましょう。確認結果をもとに、必要な工事と優先順位を説明してもらうことが大切です。
外壁塗装だけで家の寒さは改善する?
一般的な外壁塗装は、外壁の保護や美観の維持を目的とする工事です。外壁塗装を行うだけで、窓や床、壁の断熱性能が大きく改善するとは限りません。
外壁の塗り替えを検討している場合は、寒さの原因が外壁の断熱性にも関係しているか、断熱改修をあわせて検討できるかを施工業者に確認しましょう。塗装と断熱は目的や工事内容が異なるため、現在の症状に合った方法を選ぶことが重要です。
家の寒さ対策に関するよくある質問
家が寒い原因は、窓にあることが多いですか?
窓は外気の影響を受けやすい場所ですが、寒さの原因が必ず窓にあるとは限りません。床下や壁、天井、ドアのすき間、間取りなどが関係する場合もあります。どこが寒いのかを確認し、複数の原因を考えることが大切です。
断熱シートや厚手のカーテンで寒さは改善できますか?
窓からの冷気が気になる場合、断熱シートや厚手のカーテンで体感的な寒さをやわらげられることがあります。ただし、窓そのものの断熱性能や建物の断熱状態を根本から改善するものではありません。対策をしても寒さが続く場合は、窓や建物の状態を確認しましょう。
寒さ対策のリフォームは、どこから始めればよいですか?
寒さを感じる場所と建物の状態によって、優先する工事は異なります。窓際が寒い場合は窓、足元が冷える場合は床下など、症状に応じて確認する場所を決めましょう。現地調査を受け、工事の必要性や優先順位を説明してもらう方法もあります。
床暖房を設置すれば、家全体が暖かくなりますか?
床暖房は床を暖める設備ですが、家全体の断熱性能を高める工事とは異なります。床暖房を設置しても、窓や壁などから熱が逃げやすい状態であれば、期待した暖かさを得にくい場合があります。設備の導入と断熱改修のどちらが適しているか、住まいの状態に合わせて検討しましょう。
家の寒さが改善しない場合は、原因に合ったリフォームをご相談ください
厚手のカーテンやラグなどを使っても寒さが続く場合、窓や床、壁などの断熱性能が関係している可能性があります。寒さの原因を確認せずに工事を決めると、期待した効果を得られないこともあるため、まずは住まいの状態を調べることが大切です。
「窓際だけ寒い」「足元が冷える」「暖房をつけても部屋全体が暖まりにくい」など、現在のお困りごとをお聞かせください。現地の状況を確認し、必要な対策やリフォームの進め方をご説明します。
断熱リフォームが必要か分からない段階でもご相談いただけます。家の寒さを原因から見直したい方は、お気軽にお問い合わせください。
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